4日目:日本最後の秘境、マングローブの世界 八重山の旅 2006年8月8日(火) 台風9号がかするだけで
暴風域は免れたが、マングローブのカヌーツアーは免れなかった。 早朝7時、けたたましくなる携帯と、改めて受けてるキャンセルの報告。 雨風を眺めながら朝食を取っているとオーナーが声をかけてくれた。
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「シーサーを造りましょう」 小学校の時、なんとなくハニワを作った記憶はあるが、シーサーが良く分からない。 というより何の生き物か依然に、顔が浮かばない・・・。 できあがったものがこれ。
え?良く分からない?(クローズ)
ねえねえ母さん、八重山って素敵なところだね。 そうだね自然を満喫しに来たんだよね、ところでこれはナンだ。
物凄い勢いで時間の無駄と後悔の念でいっぱいになりながら、というかコレ置いて帰りたかったが、郵送で後日会社に送られることになった。 むしろ会社に指定した。 会社に!(瞳に涙を浮かべながら)
--- 午後こそは!マングローブを!
台風で天候は相変わらず良くないが、午後はレンタカーを借りて西表島のドライブを決行した。 しかしこの日、殆どのレンタカー屋は車を貸してくれなかったらしい。 どうやらまだツキに完全には見放されてはいなかったようだ。
そもそもマングローブとは、熱帯の海岸沿いの海水と、淡水が混じりあう場所に生育する植物全体(木々)の総称である。 その自然の生み出した素晴らしい恩恵から、マングローブの森には様々な生命が住んでいる。 カラフルなカニや魚、貝、そしてそれらを食す水鳥たち。 これらの生き物、生態系の保全、地形、環境の保全など、重要な役割を担いながら地球を守る、素晴らしい自生林なのだ。 またマングローブの特徴は、満潮時には水没し、干潮時は陸地を現し砂泥地を出すところだ。
※左:干潮時 右:満潮時 カヌーを利用する場合、干潟時は避けないとまずい。 しかしカヌーがダメになった今日、この狙いは逆になる。 干潮時こそ、生えている木々が楽しめるじゃないか、ということで、降りてみた! 凄い、新しい木が生え始めている。 カッコいいなあ。
マングローブの木、夏の風と共に鮮やかな花を咲かせる種類もあるようだ。 水を吸い上げる音が聞こえてくるようだ。 (実際、パチン、パチン、と聞こえることがある) やどかり? 魚のくせに水の中にいるのが嫌いな、奇妙なトビハゼ。 ぴょんぴょん飛んで、私から逃げ回っている。 本人なりに隠れているが、目つき悪いな、君は。 サギの仲間? よく見かけたのはシロハラクイナという珍しい鳥(多分固有種?)だが、残念ながらよく道路で引かれていた。
此処が満潮時になると海水で満たされる。 ちょっと見ただけでも、こうして様々な生き物がいて面白い。
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由布島へ渡ってみる
台風にもめげず、唯一運営していた(さすが牛力)水牛車。 早速乗ってみた。 着いたところは植物園??しかし立派な木だ。
綺麗な蝶。
島の夕焼けは、どこも遮断するものが何もないせいか、環境光が少ないからか、なんともいえない味、美しさを表現する。 台風9号はこの日、本島に上ることなく南へ消え去った。 ---
もう一つの台風
台風9号は消え去ったが、もっと巨大な台風8号が迫っていた。 宿に戻ると、明日の朝一で西表島を出て行くことを勧められた。 島に残っていては船がなくなるかもしれない。
帰りの道路に転がっていたサキシマハブ。 食後で動けなくなっていた。 轢かれちゃうよ。
5日目へ続く
Reference+++ 【目次】八重山の旅 【1日目】波照間という場所 【2日目】波照間の海と空 【3日目】憧れの西表島と珊瑚海 【4日目】日本最後の秘境、マングローブの世界 【5日目】そして石垣島へ 【6日目】石垣島の海
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