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穂積
制作部
娘、誕生秘話 2005.12.14

私には、娘がいます。
結婚6年目、ようやく授かった子です。名前は「咲楽(さくら)」。
目に入れても・・・いや、痛いか・・・まぁ、いずれにせよ可愛い訳で・・・(*^^*)

結婚後、早々に出来るであろうと思っていたのですが、これがどうして・・・。
6年ですよ、6年・・・長かった・・・。

その間、色々ありました。
なかなか授からないことからの苛立ち、周囲からのプレッシャー・・・etc。
避妊治療にも通おうかと言う話にもなったのですが、私は「そんなことしなくても、いずれ出来る」とか「自然に授かった方か絶対にいい!」とか言う変な思い込みから、非協力的な態度をとってしまい、喧嘩をしたこともありました。

しかし、私も子供が早く欲しいと言う気持ちはあり、話し合いの結果、一緒に避妊治療に通うことにしました。結婚4年目の事です。
通っている間、私のやる事といったら、精子の数を調べたり、活きの良さ(?)を調べたり漢方薬を飲み続けること位しか出来なかったのですが、妻は、卵管造影やら、なんとか注射やらと常に痛みを伴う治療ばかりで辛かったと思います。

色々と検査した結果、お互い別に問題はないとの事でした。「じゃあ、なんで・・・?」と思いながらもずっと通い続けました。

一度、病院を変えたりもして、不妊治療歴2年目になろうとしていた頃です。
病院の先生に、「どこも悪くないからねぇ〜・・・単にタイミングの問題だと思うんだけど・・・う〜ん・・・人口受精してみますか?」
妻は試したい気持ちはあったみたいでしたが、私にはやっぱり「自然に授かった方が・・・」という考えを払拭しきれていなくて、断固拒否!
費用を聞いて更に拒否!(確かウン十万したと思います)
妻も色々考えてくれて、人工授精はやめようって事になりました。しかしその頃から、
「出来なかったらしょうがないよ。 いいじゃん、何も気にせず自分たちだけの事を考えてればいいし、好きなときに、色々遊びに行けるしね♪」・・・なんてお互い、激しくあきらめムードになっていったのです。

 

実は、私には妹がいました。まぁ、死産だったんですが、私も小さかったので、何となくしか覚えていません。でも、思春期の頃は「何だか自分だけ生まれてきて、妹に悪い気がするなぁ・・・」なんて思ったこともあります。

お墓は田舎(福島)にあります。それも、先祖のお墓の横に、ちょっと大き目(こぶし2個分位)の丸い石が置いてあるだけの、とてもお墓とは言いがたいもの。
お墓参りにいく度に「ちゃんとお墓、作ってあげればいいのに・・・」と思ったものです。

 

ある日、実家へ遊びに行った時、父に「妹の墓、作ったぞ」と知らされ、そのお墓(?)の写真を見せてくれました。
「ん?これはお地蔵さんではないの?」と聞くと「うん。普通のお墓よりこっちの方が子供らしいだろ」と父。
「今、生きていれば30越えてんじゃん!(^^;」と軽くツッコミ。
話によると、前回帰省した際に、石屋さんに注文したんだとか。
その写真は今も、実家の神棚に飾られています。

そんな出来事があった頃です。
妻から「出来た♪」と言う知らせ。思わず「何が?」と聞き返すくらい突然に(^^;
そうです。咲楽が宿ったのです。泣きそうになりながら、一緒に喜んだのを覚えています。

「妹のお墓を新しくした途端に・・・出来た? いやいや、そんなアンビリーバボーみたいな話はないだろ。偶然だ。」とか思いつつ時は流れ、無事に咲楽が生まれました。

そんな感じです。いやぁ〜長々とお付き合いしていただきありがとうございました
m(__)m

最後に・・・
最近気づいたのですが、実家の神棚に飾られている写真に写っているお地蔵さん・・・どことなく咲楽に似ています。 う〜ん、やっぱりアンビリーバボー?

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